3日かかりのPC交換#1 もはや限界、重い腰を上げる
- (2009-11-28 12:15:50)
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会社のメインPCをアップグレードした。
メインPC最大の問題点は最大メモリー制限が500MBだったこと。SQL Serverが遅いことが軽いストレスだった。
PentiumIIIというプロセッサーも相当時代遅れだったが、こちらは使えないことはなかった。数十万件のレコードを入れたAccessを回せるのだから世間のPCマニアが絶句するほど遅くはない。
ただメモリー以外にもCDドライブやUSB、IDEといった周辺装置やシステムも時代遅れで、SSDなど何か新しいソフトやデバイスをインストールしようとすると障害になっており、以前からメインPCのアップグレードを考えていた。
PC初心者がデュアルコア・クアッドコアの最新プロセッサー搭載でメモリーはいきなり4GBくらい積む人も少なくない昨今、中小企業とはいえ会社の業務を支えるメインPCとしてこのスペックの低さは案外珍しいかもしれないが、少なくはないと思う。業務では何かと古いものを使いたがる人は多い。
当社の場合、アップグレードを遅らせてきた原因は長年に渡って積み上げてきたソフト的な環境問題。多種多様なソフトの複雑怪奇な依存関係を形成していることと設定内容の多さ。
本当はこれらは工場で言えば設備であり資産であるためよく記録され管理されるべきであるが、常に変化しているため記録も危うい。
SQLデータベースの遅さ(メモリー搭載量を増やせば早くなることがわかっている)は毎日軽いストレスになっていたが、複雑なソフトウェア環境のことを思うと、なんとなくズルズルと先延ばしになっていた。
「毎日の業務も忙しいし・・・」
なにやら人生、いろんなものがこんな感じで流れていくのかもしれない。
この記事は#1
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3日かかりのPC交換#2 荒技プランを断念
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