2019年、ヤマトB2クラウド強制移行
- (2019-02-25 12:59:58)
今回も延期か?
ヤマト運輸B2クラウドへの強制移行の続き。
予想通り、2018年10月の強制移行は行われず、2019年3月末に延期された。
そして、2回めのタイムリミットである3月末が迫ろうとしているが、今回も延期になると予想している。アナウンス上はどうなるか不明だが、事実上放置と予想している。
win10にインストできないB2
win7のサポート期限が来年に迫った。多くの企業がwin10への移行を計画していると思うが、このときが「B2クラウド移行」のきっかけになるかもしれない。
というのは先日win10にB2をインストしてみたら、win10はサポートされていないとインストールが中断させられた。
B2setup.exeのプロパティを開き「互換モード」でwin7互換にしてインストールすると、とりあえずできる。
どうもB2に含まれる「Microsoft SQL Server 2005」の問題らしい。
無料は後で怖い
「Microsoft SQL Server 2005」は無料配布版だった。継続して無料アップデート版を配布する意思を表明していない製品に、いったん乗っかれば、このように後から梯子を外される、そんな事例に見える。
「Microsoft SQL Server 2005」の無料化が発表され、喜んで採用した開発担当者は多かった。
しかし、安易に無料「SQL Server」を採用したアプリはMicrosoft社の支配を受けることになるという事実は後で思い知る。
win10移行時で切替か
互換モードで、インストールは完了する。そして、問題なく動作しているように見える。
当社レベルだとこれで使用するが、大企業さんだとヤマトからのオフィシャルなサポート表明がなければ、大企業には心配性の人が多いから、心配で心配で、採用できないだろう。
つまり、心配な企業さんはこれが「B2クラウド移行」のモチベーションになる。
ヤマト運輸さんはこのタイミングを狙っていると思う。
→ ヤマトB2クラウド、情けない障害