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(2020 → 2021) 年末年始はPCバックアップと電源オフ
  • (2020-12-27 09:16:50)

システム担当不在を狙ったサイバー攻撃


年末年始は長い日数、多くの企業で休暇状態となる。

システム担当者もいなくなる事が多いので、そこを狙ってサイバー攻撃をしかけてくる人々がいる。

ほとんど個人か仲間数人によるゲームとして。もしくは組織的な犯罪、あるいは軍事的野望を抱く国家組織もある。

我らのような小企業が、犯罪組織以上の組織から攻撃を受けることはほぼ皆無だが、個人レベルの攻撃なら受ける可能性は充分にある。


個人レベルの攻撃力は低いが、数が多い


個人レベルの攻撃はゲーム感覚の連中が多く、恐るるようなことはないが、問題は数が多いこと。

全世界の低レベル攻撃者は無数にいて、不特定多数のシステムに、機械的に、絶え間なく、かつ無差別に波状攻撃してくる点。

下手な鉄砲、数打ちゃ当たる方式で、やられることもある。


苦い体験


ボクの場合、10年くらい前、お正月休みに、一度ウイルスの侵入と活動を許し、HDDを一台ダメにした苦い体験がある。

だから、やはり、カラダが覚えていて、年末年始は慎重になる。ボクのオススメはPCやサーバー、ネット機器の原電は可能な限り、落としておくこと。


365日稼働という常識が、そもそもリスク


「無人で24時間・365日稼働している」という状況自体がリスクである。

そういう常識を作らせないことも、将来にわたるリスク対策となる。


当社の対策


(1) 休暇前のデータバックアップ

(2) 休暇中のサーバーやPC、ルータなどの通信機器の電源オフ

(3) クラウドやリモート、VPNなど外部につながるネットワークを止める

(4) Dropboxなどクラウド経由の自動同期プログラムなども止めておく


たとえば、必要なければ、Dropboxの自動起動なども解除しておく。

10年前のウイルス騒動ではPC一台の感染で、Dropbox経由で感染拡大するリスクがあって、汗が出た。


(2021 → 2022) 年末年始のセキュリティ対策




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