[10年目のWordPress] ・・投稿IDの飛び番問題と「WP Revisions Control」
- (2022-04-10 09:17:32)
投稿IDの意味
「投稿ID」はデータベース内でキーとなるIDでこれを元にCMSやプラグイン、テーマのデザインがなされる。
WordPress全体を支える考え方になっているような。
「投稿ID」は投稿記事に対して付与されるものだろうが、WordPressではとにかくどんなアクションにでも「投稿ID」を付与するようだ。
ここはデータベースの技術的な事情や設計者の思想だから、データベース素人のボクがあれこれ言えるはずもないが、なんかやり過ぎ感あり。
まず第一に、WordPressはすべての更新を完全に記録する思想となっているので、更新に対しても別の「投稿ID」を付与する。
わずか一文字の更新でも「新規投稿」と同じで、独立したIDが付与される。
また画像などのメディアにも個別の「投稿ID」が与えられる。画像は記事内に取り込まれるパーツのイメージだが、WordPressでは「投稿」である。
さらにメニューやウィジェットを作成することや変更することも「投稿」として扱われる。
これらはアクションログに近い。
ユーザーがどういう操作を行ったかトレースさえできてしまう。
WordPress内における「新規投稿」「更新」「ファイルアップロード」「保存」・・これらのアクションはすべて「投稿」とみなされつようだ。
その結果、投稿IDは激しく膨らむ。
激しく膨らむ投稿ID
たとえば、投稿ID「100番」の記事を書いたら、次に投稿する記事は「101番」が自然だと思うが、次の記事は最低でも2個上の「102番」になるし、どうかすると10も20も上の番号が付与されたりする。
徹底的に編集記録やアクション記録を残したい人にはありがたいポリシーだろう。
しかし、そういうログやリビジョンが不要な人もいる。そういう人間がまず導入すべきプラグインが「WP Revisions Control」。
「WP Revisions Control」を「0」にする
これで自分にとって不要なアクション記録やリビジョンを作らせないようにした。
検索すると「Revisions Control」の作成バージョン数を「5」くらいにする人が多いようだが、一瞬たりとも投稿IDを増やさせないよう、ボクはすべて「0」にした。
「0」にしても画像のアップロードやメニューなどの更新に対してはやはり新規投稿IDが発行されるので、飛び飛び現象が解決されるわけでないが、少な目の飛び飛びになる。