レンタルサーバー・プロバイダーの選択
- (2009-01-24 10:49:42)
一昨年まで大手のレンタルサーバープロバイダーと契約していた。その会社の顧客には法人が多く安心感と信頼感があった。対応も丁寧であり、満足していた。
当時そのレンサバ会社ではPerlは認めてもPHPは認めてくれなかった。将来的な対応の可能性を質問すると「対応予定なし」というあっけないお役所的返答だった。
企業顧客を多数抱える会社では冒険よりは安全性が重視されるのだろう。プロバイダーを変更することにした。
いくつか候補を調べたが、規則でガチガチの大手さんは避けた。私はpaperboy&co.社のロリポップに惹かれた。ユーザー数が多こと。「なんでもあり」という態度がいい。社長さんがIT技術者というのもいい。使用料は破格。月額料金はそれまでの10分の1〜20分の1。失敗してもコスト的な負担はなきに等しい。
SEO的に汚れたIPアドレス帯を所有していないことも条件だったが、それは判別のしようがない。運任せ。「ロリポップ」という名称はやや躊躇した。また極端な安価な価格体系にサービスの安定性を危惧したが、危惧は杞憂だった。
彼らの戦略は極端に安価な価格でがっちり鷲づかみにマーケットシェアを確保することのように思う。その結果50万人レベルのユーザーを抱えるているが、それだけユーザーが多いと運営会社にとっても私たち末端ユーザーにとっても双方のメリットは多大である。
データベースが極端に遅い以外にロリポップに不満はない。現在メインサイトはロリポップではないが、paperboy&co.社のサービスにはかなり満足している。
ホスティングサービスはテストサイトとして安価で何でもやれるところと、ある程度の価格帯で、結果的に顧客をある程度フィルタリングしているホスティングサービスの2重体制で運用していくことがよいのではないかと考える。