みずほビジネスWEBの解約
- (2010-04-15 11:26:00)
解約するために口座があるみずほ銀行の取引先支店まででむく必要があるとのこと。セキュリティの厳しさがウリなんだろうが、インターネット時代ではかなり別世界。
「持参するモノはありますか?」と聞くと「ハンコは最低必要と思います」とのこと。
ビジネスWEBサポートセンターも知らない解約方法
「思います」とはしびれる返事だった。彼女も詳しいことは知らないという。ビジネスWEBサポートセンターでは解約に必要なモノはわからないので、事前にみずほ銀行の支店に電話を入れるようアドバイスを受けた。親切である。
ハンコと通帳さえあれば口座の解約さえ可能なのだから、それを持っていけば良かろう、と出かけた。
窓口で「ビジネスWEBの解約に来ました」と用件を伝えると「はい」と爽やかな返事。待つこと10分。口座解約のための書類を持ってきて署名を求められた。
「いや、口座解約ではなく『ビジネスWEB』の解約です」
待つこと5分。
「ビジネスローンの残高はありませんので、問題ございません」とにっこりしてもらった。
私「いや、『ビジネスローン』ではなく『ビジネスWEB』。ホレ、インターネットバンキングの・・・」
その辺の書棚を探し始めてくれた。「どこだったけ?」と行員同士の会話も聞こえてきた。さらに待つこと5分。
解約も一手間かけてセキュリティ強化?
ようやく『ビジネスWEB』の解約のための書類が出てきた。この調子では解約のための書面さえこの支店にはないのでは?と疑惑が心中渦巻いていたので、ビジネスWEB申込書(兼解約申込書)が存在していたことに本当に感謝した。
ビジネスWEBの加入時もオンラインでできずに、みずほ銀行に出向く必要があったとように記憶しているので、加入も解約もそれ相当数のビジネスマンや中小企業の運営者がこの窓口で『ビジネスWEB』の申請をしていてもよさそうだが、実際は多くはないのだろうか。
ここはスーパーもない離島の銀行ではなく東京都内の支店。「ビジネスWEB」という言葉も通じなければ「ビジネスWEB申込書」も家捜ししなければ探せない代物。ビジネスWEBの利用者はどれくらいなのだろうか?
また、みずほ銀行がクライアントにわざわざ来店させる理由は何だろうか?天井を見上げれば10台以上のビデオカメラ。これで危ない連中を録画したいのか、とムダなことを考えた。
ステキなメガバンク
みずほ銀行に到着し店内に入ってから解約が完了するまでの手続きに40分程度。しかも運良く他のお客さんが少ないからこれで済んだ。電車での移動時間も入れると一仕事分の時間を無駄に失う。
私も大変だが、窓口の銀行員の担当者も相当ムダな時間になっているように思えてならない。行員さんの笑顔とていねいな対応に、むしろ申し訳ない気さえした。すべての当事者が不幸という状況ってのはどうだろうか?
加入も解約もオンライン、社内規約上どうしても「紙焼きルール」が撤廃できないのなら、せめて郵送手続きのオプションくらいあってもよさそう。
メガバンクさんは我々下々の民には計り知れない社内シガラミが多いんだろうな。印象体脂肪率8割。
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