便利なソフト:PDF作成
- (2009-04-22 06:04:10)
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アドビ社がPDFフォーマットを開発して世の中に世界のデファクトとして流通させたとき(政治力とマーケティング力が違います)、リーダーは無料配布でPCの種類や環境や搭載アプリケーションに依存せず読めることから今後流通ドキュメントの主役になるかもと空想した。
恥ずかしながら何かビジネスの匂いも感じて「PDFを使った何かビジネスを・・・」と感じたものだが、何もしなかったし何もできなかった。
PDFがかなり普及した現在、改めてPDFについて考えると確かに改ざんして欲しくないドキュメントを渡す際のフォーマットとしては便利なインフラとなっている。
しかし、多くのPC使いは同じ気持ちかもしれない、「重い!」
インターネットで検索していても間違ってPDFファイルをクリックしたときはそこでリズムが狂う。私のPCがPentiumIIIという旧式のせいかもしれないが、PDFを開く際は他に選択肢がないか考える。
そして、他に選択肢がない場合、しかたなく開く。開いてもテキストの選択とコピーが制限されるなど操作は限られている場合も多い。完全に画像化されている場合もある(やり過ぎでは)。
アドビ社はPDF用のリーダーを無料配布してくれているが、これがバージョンを重ねるごとに肥大化していく。PDF作成用アプリケーションAcrobatも同様に肥大化していく。その理由はわからないが、ひたすら大きくなっていく。
私は長い間、Acrobatの旧バージョンを使い続けてきたが、最近のPDFファイルの読み込みでエラーが発生したり、PDFファイルの作成にもエラーが多発するようになった。
互換性をなくし、買い換えを促進させようとするよくあるメーカーの戦略などとはさらさら考えていない。技術の進歩は早く互換性の維持も自然発生的にほころびが出てくるものである。
私の旧バージョンAcrobatもそろそろ買い換え時と考えつつ、PDF関連のソフトウェア製品を見て回るとvectro.co.jpでとっても人気のPDF作成ソフトを発見。
ダウンロード数が高いので人気があると判断したが、私には意味不明のソフトだった。IllustratorファイルをPDF化すると極端に大きなファイルサイズになるし、画質が汚い。しかもビットマップ化される。間違いなく自分の操作ミスと考え数時間クリクリしたが解決しなかった。
次に「CutePDFWriter」。米国バージニアのAcro Software社。小さな会社さんなんだろう。
Create PDF files on the fly - for Free!
「オン・ザ・フライでPDF作成、しかもタダ!」
オン・ザ・フライとはワンパス直接変換で日本語では「いきなり」くらいの意味だろうか。他社製品はオン・ザ・フライ以外の方式でPDF化されるのか不明だが、それが最初のウリになっているので、軽く速いのかもしれない。
Selected as One of the "50 Best free downloads" by Computer Shopper
米国には『Computer Shopper』という有名なPC雑誌があるが、そのベスト50のフリーダウンロードソフトに選ばれたとある。その他、
Save fillable PDF form using Reader
「フォーム式PDF作成」
Digitally Signing PDF Documents
「電子印鑑可能」
そして、
No Adware, No Spyware, No Malware
「アドウエア、スパイウエア、マルウエアなどの類は入っていません!」
期待できそうだ、とさっそくインストール。
軽くて速い。作成時「フォントダウンロード」にチェックを入れないと日本語がクラッシュするが、心配された日本語も概ね問題ないようだ。現状は必要を感じないが、CutePDF Professionalも検討したい。
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