自動更新のサブスクに一本取られた話
- (2020-10-09 06:11:55)
感謝、MiniTool Power Data Recovery
間違って消去したデータの復元が目的だった。運よくその目的は達成された。
MiniTool Power Data Recoveryには感謝している。
ところで、このソフトはマンスリーサブスクリプションになっていた。
しかし、この種のソフトは平均的な人間には通常、一回使ったらあとは不要。
「今月分のお支払い完了」メール
当然、一ヶ月限りの使用ライセンスでOK、更新しないつもりだったが、メールが来た。
なんと「今月分のお支払い完了」と書かれていた。
やられた。64ドル、7,000円の支払が完了していた。
確信犯的な契約と思う
マンスリーサブスクリプションであることは認識していたが、明示的に解約しないと、自動的に引き落とされるとは油断していた。
デフォルトで、サブスクリプションになっていることはおそらく、意図的にわかりにくく書かれていたに違いない。
やられる人間は多いだろう
空想だが、こうやって半数以上の人間が、再度支払い、さらにその数割の人が課金され続けることに気づかず、何ヶ月も払い続け、さらにごくわずかな人は何年も払い続けるのだろう。
「今月分のお支払い完了」メールが来て、これはかなわんわ、とさっそく契約解除のページに行くと、こんどはユーザーIDとパスワードがわからない。
購入時にそういう設定はしていないと思うが、したのだろう。
そういう点も意図的な誘導だたっと思われる。
リセットできるので、新規にパスをセットして、翌月の引き落としは回避できた。
EaseUS Data Recoveryの場合
同時期に購入したEaseUS Data Recoveryもサブスクだが、こちらは一年単位だし、さらに解除も簡単。
ユーザーIDとパスワードでなく、メール内のリンクから簡単にできたので、ビジネスの姿勢としてはこちらの方が良心的。
サブスクは危険
いずれにしても、サブスクはこれだから危険だと思う。
今回は課金されていることに気づいたから、解約できたが、気づかないことも多いと思う。
定型の英文メールなど、普通スパムとしか思わない、見落とすことは多い。
一般に、使用していないサブスクで、課金が延々と続いている人は多いことだろう。
クレジット決済の明細など見ない人は多いから。
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