JUGEMが唐突に売却された
- (2021-04-01 14:32:29)
題名は(【重要】「JUGEM」の運営会社変更のお知らせ )
何の話?と興味深く読んだ。
(抜粋)
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【重要】「JUGEM」の運営会社変更のお知らせ
2021年3月21日開催の弊社の取締役会において、弊社ブログメディアサービス「JUGEM」を株式会社メディアーノに事業譲渡することを決定いたしました。
事業譲渡実行日
2021年4月1日
本事業譲渡後も、引き続き「JUGEM」のご利用をご希望されるお客様は
新たなお手続きの必要なく引き続きご利用いただくことができます。
なお、事業譲渡後に「JUGEM」のご利用をご希望されないお客様につきましては
お手数おかけいたしますが、2021年3月31日23:59までに、退会のお手続きをお願いいたします。
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「え?退会までの猶予時間は・・」
あと12時間しかない。唐突である。
間に合わずに明日以降、退会するとしたら、何がどう変わるのだろうか?
変わらないと思う。
この「23:59までに、退会」の意味はわからない。
ブログ時代の終わりの象徴
5~6年前のスマホ前まで、ブログは全盛だった。
「スマホ前」と「スマホ後」では社会はかなり変化した。
スマホ後は人々の使用するデジタル・デバイスが変化しただけでなく、メディアも変化し、ブログから一気にSNS時代に突入した。
JUGEMはよくできたブログサービスだったと思う。
自由度がそれなりに高かったし、広告なども控えめでユーザーファーストなスタイルが好きだった。
しかし、無料サービスはいったん熱が下がれば、収益の手段もなく、ゴミ溜めになるものが多い。
NIFTY-Serveの晩年はゴミが洪水のように流れるゴミ川だった。NIFTY-Serveは無料でなかったと思うが、それでもゴミ川だった。
買い手があるなら売り抜けるべき
今のJUGEMが、そうだとは思わないが、そうなる前に、売却しちゃえと言うことなんだろう。
背景も実情も、まったく不明なので、完全に憶測だが、買い手があったのだ、渡りに船とロリポップ経営陣は胸をなで下ろしているのではないか。
一方、メディアーノさんはどうやって収益化するのか?
秘策はあるのか、お手並み拝見である。
ブログ人気は再熱するか?
ブログ人気が復活することはありうる。だから、広告モデルを再構築できる可能性はあるが、いつの日だろうか。
今のSNSと比較するとブログはまとまった情報を整理して投稿するので、情報の質量ともに、役立つものが多いと思う。
しかし、アフィリエイトさんたちが頑張り過ぎちゃって、怪しい情報も、検証なしどころか、意図的におかしな情報を流し、人々を誘導する傾向があるので、次第にブログ全体のイメージが悪化した感はある。
穏やかな人気が戻ることに期待したい
アフィリエイトたちはブームが去れば、あっという間にいなくなるだろう。
今後穏やかにブログ全体の質は向上していくのではないかと期待している。
ロリポップのブログサービスはどうなる?
ロリポップのブログサービスはJUGEMそのものである。
Webサーバーをロリポップで借りて、そこでブログも併設しているケースも多いが、それはJUGEMで開設していることになる。
今後はロリポップでWebサーバーを借りていても、ブログは別の会社のサービスを受けることになる。
ユーザー側にはとくに運営上の問題はないかもしれないが、ここでも、コントロールが他社にあることのリスクを感じた。
今回は売却後も継続して同じサービスを無料で提供してもらえるという発表だが、いつ方針転換がなされてもおかしくない。
よい機会だ、当社にもロリポブログが残っているかもしれない、棚卸して整理して、出て行くのなら、この機会に出た方がよいかもしれない。
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